MIYOSHI

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HIDEYOSHI DIARY

埼玉の電子機器組立及び製造工場、オリジナル防犯監視カメラや電気自動車製作のMIYOSHI社長、佐藤英吉の日記を掲載させて頂きます!

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2005年9月の日記

9月30日(金)晴れ

「黒字決算」当確出ました。

出口調査で早々と当確出します。

昨年は、6月位に当確出したら、
8月9月の仕事が止まって売上ダウン。
究極の税金対策なんて笑ったが、
今年は、8月9月の売上アップで滑り込んだ。

さて、10月からの新しい人事。

来期の目標は、売上総利益高5000万。
売上はいくらでもいい。

これを新任の管理職を中心に、
是が非でも取っていく。

昼には、新しい会社から、
「社員が毎日通ってるんですが、
看板のURLを見て連絡しました。
組立ての見積もりお願いできますか?」
と連絡が入った。さいさきのいいスタートだ。

行動指針は、
「人の前に明かりを灯せば、
わが前明らかなるが如し。」

基本方針は、
「レスポンス、クオリティ、コストの徹底したサービスで、
お客様の笑顔を創り出す『既成概念にとらわれないものづくり集団』を目指す。」

さあ、新しい年度の出発。
暗雲を振り払って、改革元年の06年度へ!

9月29日(木)晴れ

朝一で、10月人事に向けた懇談をしてから、
入間の協力会社へ。

出来上がりを取りに行くが用意できていない。
昨晩、「明日の午前中取りに行きます。」と話していたが。。
バタバタとその場で用意して、持ち帰る。

たかが、10分くらいのロスだが、
急いでいる自分にとっては大変な時間に感じた。

同じようなことをしていないかと、自分を振り返る。

会社にもどって、午後一のさいたま市への納品に出掛ける。

降ろして、足立へ部材の引き取りに行く。

昔、松本氏から、社長として始めて納品をした時の思いを聞いたことがある。
「嬉しくて、嬉しくて。」

そうだ。今回の部材引取りもスポットとは言え、新しい動き。
「頼むね。」を言われて、部材を積む時が一番わくわくする。

10月。昨年の二の舞にならないようしっかり営業せねば。

9月28日(水)晴れ

出社すると部材のトラック3台待ち。

そこに2台到着。

すごいなあ。まるでターミナルだ。

皆、いい人だから助かってるけど、
普通順番だの何だので喧嘩になっちゃうよな。

向こう5年の計画を立ててみる。

10月から社員を抱えるようになると、
自分だけの問題じゃない。
必然と利益の目標が必要になる。

それを元に夜ミーティングを行う。

売上総利益高と率を確保するのが、
管理職の仕事。

そして、その元になる経営の基本方針。
「レスポンス、クオリティ、コストの徹底したサービスで、
お客様の笑顔を創り出す『既成概念にとらわれないものづくり集団』を目指す。」

「人の前に明かりを灯せば、わが前明らかなるが如し。」
・相手がお客様であったり、協力会社であったり、スタッフであったり。
その人の笑顔の為に何ができるかを問いながら行動をしたときに、
自分の本当の力が発揮される。

なんて、たたき台でやってみた。

概ねOKもらいました。

9月27日(火)晴れ

たまった保留品の片付け。

自分のセクションも1名足りない状態なのに、
担当でない金子氏が置いてはおけないと、
もくもくと作業を始めた。

気がつくかどうかでワンステップ。
気がついて行動を起こすことで、もうワンステップ。

こういうことがありがたいんだよな。
「あの人が担当だから」と見過ごすこともできたのに、
あえて対応をしてくれる。
こういう姿勢が、全てにつながってくる。
社内の仕事の円滑化や、お客様へのサービスに。

リーダー代行が、
「大丈夫ですか?ありがとうございます。」
と声をかける。

また、これが大事。

担当やリーダーにしてみればできない言い訳もたくさんあっただろうが、
最後は、「ありがとう。」と声をかけられた人が、責任を感じてたことになる。

「ありがとう」と「すみません」は、責任感の表れだ。
そういう意識のある人が、中心者になっていくのは自然な流れ。

9月26日(月)晴れ 秋の気配

決算まであと5日。

7月までのマイナスを8月で挽回できなかった。
売上げがそこそこいったものの、外注加工費がかさんだためだ。

この9月で決まる。

1Fの増産や2Fでの数社の仕事が重なって、
9月売上げで、滑り込みセーフの予測。

この年頭、仕事激減の2ヶ月間を首を切らずに乗り越えて、
それでも黒が出たことに意味を見出すべきかなあ。
とは言っても賞与なしで、ぎりぎり黒になるようじゃなあ。

この1ヶ月で、管理者も現場に立つMIYOSHIスタイルが復活。

さてその上で、次の人の補充の際には、
新しい仕事に従事して、新しい売上げを産めるように、
営業をせにゃいかん。

管理者も同じ。

人が育ってきてるので、
どんどん新しい責任を与えて、次のステップへ。

来年、5年後の売上目標を試算する。

夜、大家さんに家賃前払い解消のお願い。

9月24日(土)雨

感動の250台。

「月曜日からは、出荷のために運転手を待たせるな!」
とクレームが入る。おっしゃる通り。

得意先とは連絡を取りながら、
徐々に平常出荷にしていくところだった。
運転手も「大丈夫ですよ。」なんて言ってたのに。。

日曜を挟んで、休み明けの話だから仕方ない。

「7時まで残れる人!」

いろんな予定をキャンセルしてまで、
ほとんどのスタッフが残ってくれた。

5時終了予定を6時半まで生産に変更。

見事にノルマ達成!!
一発で月曜日以降の出荷問題なし。

って言うか、もともと問題ないことを確認しながら、
やってたんだけどなあ。

でも、スタッフ本当にありがたい。。
週末の土曜日に出勤だけでも大変なのに、
急な要請にこれだけ応えてくれるとは。。

9月22日(木)晴れ

3人休みとリーダーの腰痛休み。

ここ数年の中でも、
これだけ出勤者の少ないこともなかったかなあ。

とにかく皆現場に入ってラインスタート。

これぞ、究極の効率UPか。

「人が少ないと仕事の心配。」

トラックの運ちゃん待たせないようにしないと。

それから、ラインナップ変更による品質の変化に、
検査が対応できるか。

ラインに入りながらしつこく確認する。

9月21日(水)晴れ

「好きならやれば。by小島」

いいねえこれ小島。

夜ミーティング。

コストダウンをテーマに、
リーダーが昨日会議をやったようだ。

ありがたいことだ。
ミーティングを開いたこともさることながら、
内容がコストダウンのためにできることとは。。

人が少ないと仕事の心配。
人が多いとお金の心配。

経営者としては、正直前者の方がまだまし。

現場のリーダーは、人が少ないのが心配になる。
が、最後に結局跳ね返ってきてしまうのだが。。

あとは、コミュニケーションについて。

ぶっちゃけて話し合った。

夜、小島とHPについての打ち合わせ。
でも、ほとんど違う話だったかな。
やっぱり刺激になるな。

9月21日(水)晴れ

でも、未活っていないんでしょ?

9月18日(日)晴れ

師匠との再会。同期との再会。

今日を迎えるまで忙しかったが、
嬉しい一日。

イタリアで通訳翻訳頑張る同期や、
アメリカで戦うアンディや。

5年前の誓いを果たしての参加に安堵する間もなく、
弟子を思う恩師の姿に奮起。何としても次の一歩を。

石川實との語らい。

2大政党制の限界や、
アメリカ進出のたくらみ。
お互いの仕事のこと。

いろいろ語り合った。

9月15日(木)晴れ

親父といっしょだ。

ライン3日目。
現場でもの作ってりゃ幸せなんだな。
第一創業者には、そういう人が多い。
と思ってたけど、俺もいっしょだ。
現場が精神安定剤なんだ。

でもそれが健全なんだよな。
昼真っから金の計算してて、
笑顔になんかなれっこない。

年末年始あたりの大赤字のあおりを受けて、
資金繰りは7月、8月が一番苦しかった。

でも現場は違う。
現場は今が忙しい。

こんなに忙しく仕事があるのに、
何で社長浮かないんだろうって思ってただろうな。

「賞与なし。」なんでって思うよな。
今は、こんなに忙しいのに、こんなに頑張ってるのに。

年間で利益出したら分配。
出なければなし。
でも赤字出したら誰が補填するのか。

命かけてやってんだ。

9月14日(水)晴れ

筋肉痛。

違うセクションでライン2日目。

体が痛い。が気持ちは充実する。
みんなよくやってるなとも思う。

間違いなく前に進んでいる充実感がある。
社長仕事は、前に進んでんだが、
後ろに後退してるんだか分からない。

みんな良くがんばっている。

自然と「お疲れ様。」「ありがとう。」「悪いね。」
と言葉になる。

終わって2Fへ。

2Fが納期に追われる。
何しろ人が足りない。
3人の退社と2人の療養。

ボール盤仕事を受ける。
分かった振りしてやってるけど、
仕事でボール盤使うの初めてです。私。

10時終了。ヘトヘトだけど、気持ちいい。

9月13日(火)晴れ

ラインは楽しいぞ〜!。。朝は。。

久しぶりに1Fのラインに入れていただく。

「さあ楽しくやりましょう!」
なんて朝礼で叫んでみたものの、
そんな余裕ない。

3時くらいになると足が棒になってくる。

時計見ても4時。また見ても4時15分。

みんな良くやってるなあ。

8時45分から、5時半までのライン。

終了。これから帰って食事を作る主婦に敬礼。

9月12日(月)晴れ

「大阪の戦い」で学んだ三つの要諦と。

第一に「徹底して一人の友の幸せを願い祈り、
大切にし抜く精神」一人が大事だ。
大勢の前で聞こえのいい話をするだけでは、
人の心はつかめない。

第二に「目標を最後まで、喜び勇んでやり通す姿勢」

第三に「異体同心の団結」

「指導者はどんなにつらかろうが、
人前では、生き生きとしていなければならない。」
「さわやかに。」

一人病欠。一人早退。一人退社。

9月11日(日)○衆総選挙

うっしゃー!

9月10日(土)晴れ

人の痛みの分かる人間。

これがないとだめだなあ。

この数日間で大勢傷つけた。

何やってんだオレ。。

信頼。

団結の組織へ。

もう一回やり直し。

人事は時間をかけて。。

9月9日(金)晴れ

。。。。信頼。。。。。

それはこちら側の問題。

9月8日(木)晴れ

解散総選挙!

「ぶっ壊してでも、改革やります!」

「一致団結!」

思った人間が主体者にならなきゃ、
できないよ。

今に見ていろ。俺がやってやる。

9月7日(水)台風14号

寝坊した!

朝6時の会なのに、起きたら6時。

そう言えば昨夜、4歳の次男に、
「あっちに行け!」と言われて、
そのままベットに行ったら寝ちゃったんだ。

すぐに車飛ばして川越へ。7時到着。

すみませんでした。

経営計画の発表。
濃い内容だった。

すごいなあ。
本当によく勉強してる。

何より勢いだ。
「戦いは、勢いのある方が勝つ。」

今は、我慢の時かな。
我慢しきれてないな。。

9月6日(火)雨

ぶすくれてるから、帰ってもらった。

決めたセクションが気に入らないのか、
腰が痛いからなのか、ぶすくれている。

そういうことも配慮しながらやってても、
限界がある。

品質、スピード、多能性、責任感、協調性

協調性大事なんだよなあ。
自分の態度が人にどういう影響を及ぼすか。

特に先輩社員は、そこで踏み外すと、
どんなに仕事できたってダメ。
自分だけじゃないから。。

人のこと言えないけど。

午前中は、入間、狭山へ。

午後は、他社が部材ショートとのことで、
本庄児玉に飛んだ。

できる時は、他社のためでも動きます。
ライン止めることの怖さ知ってるし、
お互い様なので。

9月5日(月)雨

さあ、今日から手が余る。

1人は、基板実装の現場を見せに取引先へ。
2人は、得意先のラインを見せに足立へ行った。
1人は、研修。

とにかく逆手に取って、今しかできないことをやる。

午後からは、新規の組立ての打ち合わせで和光へ。
新規の部材を車に積み込む瞬間は、
何とも言えなく嬉しいもんだなあ。


倉庫が雨漏り?

台風に備えて修理の依頼するが手遅れか。
どうにかお願いします。

9月3日(土)晴れ

土曜なのに、朝礼ヘビー。

今期の賞与はなしの発表。
1月2月の赤字をその他の月で補填できなかった為。
決算はこの9月で黒字にやっと届く程度。

いずれにしても、社長の仕事が、
仕事を切らさないことと、
賞与だせるように利益を確保することだとすると、
私はこの1年、半分しか仕事してませんでした。

そして、10月から給与の体系を変える準備をしていること。

そして、昨日のセミナーの話。

この1週間、1時間の発表のための準備をする中で、
考えたこと。何のための経営か?

来週の給料日までに、
次にチャレンジしたい仕事を考えてきてください。
そして、時給1000円以上の人は、
何のためにMIYOSHIで仕事しているのかを、
考えてくるように。

との宿題を出した。

当然自分もまとめて、しっかり議論したい。

9月2日(金)晴れ

涙の講演会。

狭山の「第二創業セミナー」にて、
第二創業成功事例として、講演をさせていただく。

資料をひっくり返してたら、
一昨年の6月20日にこの場所で講演していた。

急成長している会社の代表として。

そのときの原稿を見返してみるが、
○○やって成功しました、
みたいな話はことごとく、今は通用していない。

結局、たまたま運良くうまくいっただけで、
うまくいくマニュアルなんてないんだ。

だから、そのことに触れてまずお詫びをした。
「成功事例として語れるものは、ありません。」

そして失敗事例で思いっきり笑ってもらうつもりだったが、
話が下手で笑ってもらうこともできずに重い話に突入。

昨年4月28日の父への手紙をそのまま読むことにした。

そして最後は、以下のように締めくくった。
「今の日本は、いい時はちやほやして、
一旦業績が悪くなったり、倒産するとまるで罪人扱いです。
僕は違うと思う。倒れたって立ち上がればいい。
大事なことは、『何のため』の経営か?
その一点が人の道を外れないこと。
単なる金儲けじゃない。

会社が倒産して誰も近寄らなかったときに、
私には声をかけてくれる人がいた。
父を信頼して支援してくれる人がいた。

私は、その人のために再建をしようと思った。
だからパワーが出た。失敗してもあきらめなかった。

大事なのは、『何のため』です!」

何の研修だったっけ?

内容がリアルでヘビーなので、
聞いている方から、すすり泣きが聞こえてくる。

それが目に入ったとたんに、今度は自分がつまってしまう。

実は、早めについた駐車場で練習しながら、
泣いてしまってまして、気をつけようと思ってたのですが、
ダメでした。人の暖かい思いを語る時だめです。

こういう機会を与えてくれた狭山商工会に感謝です。

また、つたない話を聞いてくださった方々、
本当にありがとうございました。

お一人お一人と短時間ですが、お話することができました。
すばらしい方々でした。
また、お会いできる日を楽しみにしております。

9月1日(木)晴れ

何日かけたって、書けない。

明日の原稿。

1時間しゃべるのに、何日かけても、
どうしても書けない。

単語もいくつも浮かぶし、
ねたもたくさんあるのに。。。

息子も夏休みの作文書けなくて、
原稿散らかし放題にしてる。

お互い集中力がないんだな。

結局集中力ないと何にも乗り越えられない。

しゃべる仕事の人も大変だな。
こんなこと繰り返してて。

へたくそでも何でもいいから、
魂のこもった内容になるよう頑張ろう。。。