MIYOSHI

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HIDEYOSHI DIARY

埼玉の電子機器組立及び製造工場、オリジナル防犯監視カメラや電気自動車製作のMIYOSHI社長、佐藤英吉の日記を掲載させて頂きます!

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2006年10月の日記

10月31日(月)晴れ

ハンガリーへ1ヶ月出張。

11月6日から、ハンガリーへ4人行けないか?
夕方話あり。社内に諮ると2名の手が上がるが、
結果的には、他社で埋まってしまった。

どれもこれも難しい決断だが、
いつ何が来てもすぐに対応できるように。
腹が決まっているか。

詳しい条件をあれやこれや聞いて、
損か得かをじっくり考えているうちに通り過ぎていく。
営業の極意は即決にある。

孫正義。マスコミを騒がせているが、
痛快だ。究極のサプライズ。

マスコミは、ソフトバンクの一人勝ちを嫌がってか、
いちゃもんをつけるが、結局誰もやれなかったことだ。

騒げば騒ぐほど、無償で宣伝をすることになる。
それも計算の内だと思う。腹が決まっている。
多くのサラリーマン社長とは訳が違う。

まして、我ら零細企業。
何があっても、びっくりしてる場合じゃない。
どこへでも飛んでいく覚悟ないと。まず自分が。。

10月30日(月)晴れ

ちょっとしんどい。。

10月27日(金)晴れ

午後一社訪問。

管理職2名に加えて、派遣のリーダーが同席。

MIYOSHIの評価について、食いつくように確認する。

ありがたいと思った。

MIYOSHIに誇りを持ってやっている証拠だ。

夕方は、2社と食事。

さすが先輩社長、修羅場をくぐって来ている

自分など、まだまだ経験が足りない。

反面、
若さという武器も、もう少しは使えるかも知れない。

10月26日(木)晴れ

友伸エンジニアリング様、10年ぶりにお邪魔した。

新保取締役は、10年前と変わらず、
親切に案内をしてくれる。

10年前は商工会で行ったので、
お話をするのは今日が初めて。

管理職2名、パート2名も同行。

見学の後、質問を求められるが、
質問は、川畑からひとつのみ。

どう感じたか。

うまく表現はできないだろうが、
普段から一生懸命やっている彼らなら、
何かが毛穴から入っているに違いない。

「挑戦し続ける会社は伸びるし、
しない会社は滅びていく。」と新保さん。

重くのしかかる。

10月25日(水)晴れ

社長の営業なんか待ってられない。

とばかりに、
現場は仕事をしっかり用意。

朝、お茶会にしてみる。

午前中1社、2人分の仕事が決まる。

快く受けてくれた2人に感謝。
現場では、あわてて引継ぎになった。

清掃部隊が2Fをピカピカにしてくれた。
こういうことでも、考えて業務する癖がついてきた。

午後、川越へ。

反転攻勢。
さあ、いくぞおー!

10月24日(火)雨

久しぶりの永田珈琲。

永田さんにメモを残して後にする。
さすが、10年経っても徹した姿勢に陰りがない。

会えなかったけど、それは分かる。
それは、そこにいる人がそうだから。

会社は、社長が現場にいないときにその真価が問われる。

今日、見つけた言葉。
「組織の強さ、魅力は、まさに個人が集まったブレンド力。
さまざまな個人が結集し、個性の音色を重ねる交響楽だとも、
言えるでしょうか。
ブレンドでは、異物が入った方が良質のものができる。」
作家 吉村喜彦

10月23日(月)雨

最後我慢できなくなるのは自分かな。

朝礼では、今やるべきことをやるべし。
とか言ってるけど。

午前、税理士来社で9月の数字まとめ。
大まか決算の見通しがつく。

ほぼ、中期計画通り。

午後出掛けるが気合が入らない。

10月20日(金)晴れ

朝礼にて賞与の支給を発表。

この日を2年待った。

作業者は、
品質・スピード・多能性・責任感・協調性
管理者は、
顧客満足・利益貢献・人材育成・リーダーシップ・カイゼン
で、賞与算定の根拠となる全員分の評価表を作成した。

急休み1回につき10%OFFという、
ペナルティ付きだが、皆一様に喜んでくれた。

懇談のおり、現在の仕事量を見て、
自分が身を引くことが会社の為になるのでは、
なんてことを言い出すパートが出てきた。
そこまで思いが及ぶスタッフに、言葉もなかった。

そんなことで心配させてる場合じゃない。

10月19日(木)晴れ

77歳社長。お元気だった。

バリバリ先頭をひた走る姿勢変わらず。
結果をしっかり出される執念に尊敬する。

後継者に悩むことは相変わらず。

朝から都内で、一日出社せず。

仕事。プライド。哲学。なりふり構わず。
錯綜する。何に重きを置くべきか。。

10月18日(水)晴れ

自分で考える力をつける。

どうしたらお客さんが喜ぶか?
どうしたら会社が喜ぶか?

言われたことだけやってきた自分から、
考えて行動できるようになること。
これが人材の育成。

自らも成長し、後輩はもっと成長させる。

自分についてきてほしいなんて思わない。
自分がもってるちっぽけなものなど、
全部吸収してもらって、踏み台にしてほしい。

環境整備、やることが尽きたという。

例えば、
「ニッパは何本くらいあるか掌握しているか?」
それは、刃が欠けていないか?
歯は研いであるのか?
種類がどれくらいあるか?
取り出しやすく、返しやすくなっているか?

ニッパだけでも一日かかる。

自分で考えると言うも、経験が必要か・・

10月17日(火)晴れ

どこもここも、どうしてなんだろう。
人材を自社で育てようとしないのかな。

自分もそうなるんだろうか。
もうなってるのかな。

師匠曰く
「『人を育てよう!
それが、何よりも未来につながる勝利の道だ。』
大切なのは、「人を育てる」ことだ。
自分よりも偉くなってもらいたい。
君たちに、全部託すよ。頼むよ。
こうした思いで、後輩に接していくことだ。」

キルケゴール曰く。
「臆病の虫に取りつかれると、
その人はよきことを行わなくなる。」

まず自分が成長することだ。

10月16日(月)晴れ

「ノギス取ってきて!」
と言われて取って来れない人?

半分以上だ。
ある場所が分からない。
ノギスが分からない。
日本語が分からない。

暇つぶしに環境整備してるわけじゃない。
全部意味がある。

昔、親父が仕事がない時に、
便器をピカピカに磨いて自慢してた。

今、武器を磨いておかないと、
いざという時に、戦いにならない。

草むしり、便所掃除、キッチン掃除、
電話の対応、お茶、朝の清掃、
全部ものづくりだ。魂込めてやるべし。

営業の車の中で、管理職と激論。
「魂とか、心とか言われると、イライラする。」
「やる気は結果です!」と。

「はい、その通り。」
その結果が出ないときに、その人はダメな人なのか。
その人から、力を引き出せるかどうか、
そこが管理職、リーダーの力の見せどころ。

10月12日(木)晴れ

東京ビックサイト。
パテントソリューション展。

久しぶりに朝から電車に乗る。

大企業も個人も出展。

開発企業の大変さも垣間見る。

となりの環境がらみの展示会の方も、
盛況だった。

20人ほど、名刺交換。

九州の同級生、河野から電話。
HPを見つけ出して電話くれたと。

この間の会合に出席したと。
その執念。求道心あっぱれ。

40歳の俺たち、正念場だな。

10月11日(水)曇り

朝の会では、金子氏が背骨の話題。

たしかに。何のための経営か?
何のための人生か?

背骨のない日本人。

2Fでライン作業。
1Fは整理と大掃除。
この状態、しばらく続きそう。

管理職でミーティングする。
今月売上高の確認等。

午後、狭山へ。動くこと大事。

10月10日(火)秋晴れ

季節の変わり目を感じる風。

本格的な新年度の始まりになった。

「今週一杯は、肩の力を抜いて、
やるべきことを洗い出してやっておこう。」

次に備えて。

給料日。

自分は、今週の動きに無駄のないよう。

ヒグラシが鳴く。

10月6日(金)大雨

終わった。

気がついたら、
皆、手際よく片付けに入っていた。

15万9128台。納期遅れなし。

皆、最後の最後までよく頑張った。

大変ご苦労様でした。感謝。

残ったものは人材。仲間。。

10月5日(木)雨

経営塾構想。

一日ラインに入りつつ構想が湧く。

将来社長志望の人が社内・外で4人。

この若手の育成に血が騒ぐ。
MIYOSHIで働いてお金ためてでは遅い。

そこで。。

まず会社をつくる。

そして、仕事を出す。
小規模ながらB/SやP/L、決算書もきちっとやる。

いや、その前に銀行まわりからやらせるか。
100万借りてくるところから始める。
保証人無しで、何件も断られながら。。

家賃をもらう。月間の売上は月100万くらい保証する。
しかし、2年の期限付き。
それまでに体制をつくって、出て行ってもらう。

それとも、月の売上の担保もないほうがいいか。

そこまでで、自分にできることは何でも教える。

「将来社長になりたいんです。」は違う。
社長には、なる気になれば今すぐなれる。
理由つけて、先延ばしにする必要なんてない。

創業セミナーに通ったって頭に入るわけがない。
やってないんだから。まず、会社を興す。

やってみるか。。

10月4日(水)曇り

いよいよあと2日。
が、何も決まっていない。

派遣の次の行き先が心配で確認する。
昨日来社の社長に一人紹介する。

人の心配してる場合じゃないか。

今は、最後をきっちりやるとき。
とも思う。現場は皆元気。

午前中に新日本無線来社。
わざわざ時間を割いて、来ていただけることに感謝。

さあ勝負の月。

10月3日(火)曇り

もう、2度と電話しない。

最後に来て派遣会社2社の評価分かれる。

ミナシア。もう2度と依頼しない。

会社の経営方針を聞いてみたい。
顧客とか、お客様とかいう単語が入っているのか。

若い社長なので、支援したいと思っていたし、
少しはしてきたつもりだが、もう助言する気にもならない。
社長は、どこを向いてるんだ。

先日、足立からクレームがあった。
リーダーと作業者と私の4名で高速飛ばして、
50分後に現地到着、10分で全品検査終了。
電話もらって、1時間で対応を完了した。

あたり前のことでしょ。
お客さんに喜んでいただく仕事でしょ。
悲しんでもらっちゃだめでしょ。

これは人材育成でもあるんだ。
この姿勢を若手2人も見てるんだよ。
「いいか、製造は品質が大事なんだ。」
なんて100回言うよりも、
現地連れてって、お客さんの前で、
手直しをさせる方が、何倍も意識が高まる。
「すみませんでした。」作業者。
「いや、俺がチェックしなかったのがいけないんだ。」リーダー。
私も、リーダーも、作業者もそれぞれの立場で反省をした。
なあなあで終わらしちゃいけない。
誰の責任かはっきりさせて、しっかり注意して、すっきり終わる。

昨日の川畑リーダーの朝礼。
「最後の1週間が大事です。
ここで、MIYOSHIの評価が決まる。」
その通りだ。最後が大事なんだよ。

対して、朝日ハンズの平井さん。
最後の最後で、増員の厳しい要求に、
必死で応えてくれた。

来るべきスタッフが来ないなんどは、どこも同じだ。
その後の対応だ。誠実だ。

10日以降、続くわけではないのに、
どういう思いか、必死で対応をしてくれた。
彼の為には、何でもしてあげようと思う。

10月2日(月)雨

實ちゃん。おめでとう!!

今日から、新番組。
東京FM番組名「スカイ」

朝5時に起きて、聞いてみる。

どん底から、這い上がって、
執念で勝ち取ったレギュラー。

實ちゃん大丈夫だよ。
誰も、ボロアパートに住んでるなんて気がつかないよ。

それに、最初はおとなしくやるとか言ってたけど、
實ちゃん節、しっかり出てだぞ!

と思ったら、番組終了後を電話をくれて、
事情を語ってくれた。なるほどすでにやってしまったのか。。

お互い日々挑戦。

「我以外、皆我が師。」いいねえ。

面白いぞ!頑張れ!